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17 火要素の香り

17 火要素の香り

火要素
極陰陽要素。 神性の自己。 循環するエネルギー。 真の自己を顕現し、存在すること。 個性の刻印の期間:タイムレス。

火要素概要
私達がこの世に生まれてきた理由は、本来の自分を思い出し、水、金、土、木の要素を手足となる道具として使い、無形である火を形として表す修行の為と言えます。火は私たちの心、魂、神、純粋な自己。命の喜びを表すことで、他を魅了する花の部分です。

肉体面
心臓、小腸、心包、三焦経。心臓は血の流れをコントロールし、小腸は血となる養分を吸収します。心包はデリケートな心臓を包み守る役目、三焦は形なき臓器ですが、体液、体温を調節する機能があります。火は命の元、光と温もりを与えますが、過度の火は炎症の原因、虚の場合、悪寒、しびれ、などの循環器障害、消化不良、水下痢などの消化器系障害、咳、鼻づまりなどの呼吸器障害をひきおこします。また小腸のフィルター機能が働かないと毒素を吸収しアレルギー、食物過敏症をひきおこします。

感情面
火の感情は「喜び」です。喜びは肯定的な感情ですが、過度の火は攻撃性、焦り、衝動的な行動を引き起こす可能性があります。そして火の力が足りないと、虚栄心、やきもち、欲求不満、後悔、悲しみ、断絶など、否定的な感情に直結する可能性があります。また、小腸の役割である善悪の区別がつかない人は、品位を損なう行動をします。性的暴力の加害者の多数は自身が被害者であったことが分かっています。本来喜びの表現である性を間違った人から受け、苦になってしまい,善を知らぬまま自分がされたことを他人にしてしまう。満たされていない心は感情の奴隷となってしまいます。

精神面
火要素は永久の課題、私は誰でしょう?の答えは実に簡単、「愛」。愛とはそのままの姿です。植物は種、葉、根、どの部分が自分がどの花か知っています。桜の木には梅の花は咲きません。花が蜜を与えることによって蜂に命を与え、蜂のおかげで種を作ることができる。人間の世界も全く同じ。つまり愛を与え喜びを共有することです。

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